先輩先生からのメッセージ【2024年】

  私の勤務している園では2月にお遊戯会を行います。そこで1年間の成長を感じる事が多く思います。
  入園当初は1日中泣いていた子が少しずつ園にも先生にも慣れ、発表会ではとても笑顔で発表していたり…。踊りでは保護者と一緒の行事では離れられずにいた子が朝の登園でスムーズに保護者と別れ、本番も姿が見えても最後まで頑張って踊れたり…。中でも初めてのことや初めての場所が苦手な子の対応は時間が掛かったり、どのように援助をすれば良いのか苦戦する事もありました。毎日その子の様子を見つつ、少しずつ活動に参加出来るようにしたり、信頼関係を築けるようにコミュニケーションやスキンシップをたくさんとるようにしてきました。本番直前までいつもと違う雰囲気に圧倒され、支度もなかなか進まずにいましたが1対1でお話をすると納得して舞台に立ち最後まで踊りきる事が出来ました。
  合奏では始めはバラバラだった音が少しずつ揃っていき、本番では皆の音が揃って自信のある顔を見ると一緒に頑張ってきて良かったなと思います。
  入園当初は出来なかった事が出来たり、信頼関係があるから子どもと気持ちが通い合い壁にぶつかった時の一緒に乗り越える事ができて喜びを共有出来たり…こども園教諭になり、子どもの成長を感じる事が沢山あります。今後も子ども達の成長を日々感じながら、保育をしていきたいと思います。