先輩先生からのメッセージ【2025年】

  私は幼稚園教諭として働く中で、保育する環境をきちんと毎日整えることの大切さについて学びました。
  保育室の掃除をすることは当たり前のことですが、私の働いている園では想像を上回る掃除の徹底をしています。毎日全ての窓、窓のサン、黒板、棚、手すり、水道、床、トイレを子どもが降園後に掃除をします。自分の部屋は自分でやるのではなく、近くの先生で協力分担し合うことでコミュニケーションも取ることができます。掃除を徹底することでより清潔な環境で保育ができるだけでなく、私自身が整理整頓する習慣を身に付けたことで子どもにも片付けることの大切さを伝えられていると感じています。子どもたちが使う引き出しや棚の中は入れる場所を決めて同じ所に戻し、靴箱の靴も踵を揃えて入れることを徹底しています。またゴミが床に落ちているとどんなに小さくても子どもが自ら気付き拾ってゴミ箱に入れてくれ、やはりこれができるのは普段から保育室にゴミ一つない綺麗な環境を整えているからだと思います。
  この様に環境を毎日整えると子どもの心も安定し集中力が上がると実感している為、これからも徹底していきたいです。