先輩先生からのメッセージ【2024年】

  私は、小さいころから子どもと関わりたい、保育者になりたいという夢がありました。短大で保育について専門的に学び、現在２歳児の担任をしています。
  私が保育者になって１番大切だなと感じたことは、責任と感謝です。ただ子どもを見守る、共に成長するだけでは保育者としての覚悟は足りないと思います。安心安全に子どもたちを預かるためには、保育者にとって大きな責任があります。一つ一つ保育の環境や、活動内容を考え、子どもたちの心身の成長につながるよう構成していかなければなりません。また、職員同士でより良い保育について意見を出し合ったり、保護者の方と子どもの様子を共有して信頼関係を築き、その子にあった保育や成長における課題を達成できるようにしたりすることも大切です。
  １人では保育はできません。同じ職場の先生方、保護者の方、子どもたちと支え合って保育が成り立つことを忘れずに、常に感謝の気持ちを持って仕事に務めることを忘れてはいけないと思います。 保育者になって１年目の頃は分からないことも多く、先輩の先生方には一つ一つたくさん教えてもらいました。２年目で初めて一人で４歳児担任を持ち、コロナ禍で難しく悩むこともありましたが、子どもたちと共に日々の活動や行事を通してたくさん経験し、発見する楽しさや面白さを感じることができました。３年目は、初めて乳児の担任になり幼児クラスとの違いに毎日考え、月齢や発達に合わせ臨機応変に保育をする難しさを感じました。
  私は毎日が学びだと感じています。これからも責任と感謝の気持ちを忘れず、保育に努めていきたい。