先輩先生からのメッセージ【2024年】

  幼稚園で働き始めての１年目は年少の担任でした。これまでの実習では幼保どちらも責任実習が５歳児だったこともあり、どのように接していいのかわからず手探り状態でした。それでも子どもたちが一つひとつの活動や行事を重ねていくことにより、初めは登園時泣いていた子が笑顔で登園できるようになったり、できなかったことができるようになったりと成長を見ることがうれしく、１年が終わるころには「来年はこうしたい」という目標ができました。
  ２年目は年長の担任になり、もともと年長を担当してみたいという気持ちがあったものの、いざ決まると活動の多さや行事が増えたことで１年目よりたくさんの壁にぶつかり、私に担任が務まるのか、向いていないのかと不安になる時もありました。しかし卒業式の日、１年間でたくましく成長した子どもたちの姿を見ることが出来たこと、保護者から「先生が担任で良かった」と言ってもらえた時この１年間頑張ってきたことが報われた気がしました。
  思うようにいかなかったり、後悔することが多かったりとたくさん悩むこともありますが、子どもと共に自分自身も少しずつ成長することができ、いろいろな場面でやりがいを感じることができます。
  私は、子どもたちの成長を日々感じ、保護者と一緒に喜ぶことができるこの仕事が大好きです。