先輩先生からのメッセージ【2025年】

  私は今年度で幼稚園教諭となり四年目を迎える。 年少、年中、年長と持ち上がりで特別な三年間を過ごせたと思う。
  一年目は、同期がいない寂しさや初担任への不安等、 なかなか自分が思うような保育をすることができず、情けなさと戦いながら毎日がむしゃらに働き、あっという間だった。それでも、分からないことや悩みはすぐに先輩に聞き、先延ばしにするのではなく目の前の事を一つひとつ解決し、自分の保育に繋げられた。二年目は、一年目での経験や反省を活かして自分で考えて行動し、子どもたちと関わっていく中で、その子やその場面に合った声掛けや援助を考えて保育することができた。三年目は連続で持ち上がりということもあり、子どもたちの特性をしっかり理解して、人数が多い中でも一人ひとりと向き合い、小学校へ向けての準備もでき、立派に卒園させることができた。
  幼稚園における全ての行事を子どもたちと一緒に初めて経験し、沢山の事を学んだだけではなく、子どもたちの成長の凄さを感じた。行事を通して目標を一緒に達成できたことの喜びは働く上でのやりがいにも繋がった。 今後も子ども一人ひとりに合った声掛けや援助をし、子どもだけではなく保護者にも「この先生で良かった！」と思ってもらえる教諭になれるよう努めていきたいと思う。また、沢山の先輩方に助けてもらいここまでこれたので、 私自身も初心を忘れず、後輩を引っ張っていける存在になりたいと思う。