先輩先生からのメッセージ【2019年】

  私が初めて担任を持たせていただいたのは３歳児クラスでした。初めての集団生活に戸惑う子や寂しくて泣いている子など本当にさまざまで…　出来ないことも沢山ありましたがその都度一緒にチャレンジをして、出来たときは自分のことのように嬉しかったことを今でも覚えています。１年目で担任という責任感に何度も押しつぶされそうになり、何事も自信がなかった私に、いつも頑張る勇気をくれたのはクラスの子どもたちであり、温かい言葉をかけてくれる保護者の皆様のおかげだと思います。３年目になり、１年目に担任をしていた子を５歳児でも担任としてクラスを持たせていただきました。あの泣いてばかりだった子どもたちが、ひとまわりもふたまわりも大きくなり、成長している姿に驚きました。卒園式は、子どもたちの立派な姿に涙が止まりませんでした。私を先生として成長させてくれるのは子どもたちでした。年数を重ねても、保育や教育は正解がなく常に悩みが絶えませんが「先生、ありがとう。」の一言で挑戦をし続けたいと思います。