先輩先生からのメッセージ【2023年】

  私の幼稚園は１年目の時から、担任を受け持ちます。クラス担任になりたい、その思いが強かった自分にぴったりの園で、今の園に就職をしました。
  いざ４月クラスのお友だちを目の前にすると、お互いが右も左もわからず、毎日を過ごすことが大変でした。しかし、１年の総まとめの保育参観では、はじめての先生が先生でよかった、と保護者の方から感謝の言葉を受け取り、保育者としてのやりがいを感じることができました。
  私は、就職試験の面接官の先生に、「石の上にも３年があるように、必ず３年は続けなさい。それは、１年目は覚える年。２年目は学ぶ年。３年目は実践する年なのです。」と最後に言われたことが今でも心の中に残っており、もう５年目になりますが、自分の中で保育を組み立て、子どものできないを出来るにするための、ヒントを差し出せるようになりました。
  子どもたちからはもちろん、保護者の方からも、「次のクラスの担任は先生でお願いします。」その言葉が今の自分にとってのやりがいと、保育者としての成長を感じる瞬間です。保育者として働くことは、子どもの成長を目の前で感じることができるとても幸せな仕事だと私は思います。
  誰かのために役に立ちたい、その志の強い人が一人でも多くこの職業に就き、現場で活躍してほしいと願っています。