先輩先生からのメッセージ【2021年】

3年間勤めてきた中で、年少と年長の担任を経験しました。その中で、様々な経験を通し感じたことがあります。年長児では、先生やお友達との一対一の関係だけでなく、仲間意識が芽生え始めます。また自分の身の回りのことを行うだけでなく、4月はバラバラだったクラスが、一つひとつの行事を通し、みんなで同じ目標に向かい頑張ることで、クラスがまとまっていきます。また、昨日できなかったことが、今日できるようになり、子どもたちの成長を近くで見守ることのできる喜びを感じながら、どんなに小さなことでも、できるようになったことを、口に出して褒めることや、認めることを大事にしています。そういった成功の経験を重ねることで、自分への自信にも繋がるのではないかと思います。幼児期にどれだけ多くの経験を積み重ねるかが、一人ひとりの成長にとって生きる力になると思います。幼稚園教諭になって、子どもたちから学ぶことが多く、素直で真っすぐな姿にいつも元気をもらっています。