先輩先生からのメッセージ【2022年】

  幼稚園教諭となり４年目を迎えました。全ての学年の担任を経験し、仕事の内容や一年の流れが分かってきた今、１年目の頃の自分を思い出す事があります。１年目から担任となり、右も左も分からず戸惑った事、大勢の子どもをまとめる大変さ、怪我やトラブルを防ぐ事が出来なかった事などと自分が想像していた幼稚園教諭のイメージを遥かに超える現実に悩む毎日でした。また、先輩の先生を見て、自分が先輩のように保育が出来る姿が全く想像出来ませんでした。しかし、自分が新人であるという事など関係なく子ども達からすればたった1人の担任であり、日々成長していく子ども達の姿を見て責任感が芽生え頑張る事が出来ました。あの頃の苦労した思い出や、経験があったからこそ今の自分があると思っています。
２年目、３年目となるにつれ少しずつ周りが見えるようになり自分の保育というものが分かってきた気がしました。そして、４年目となった今、子どもや保護者との信頼関係が出来てきたと思うことが増え、それは自分が頑張ってきた積み重ねであると実感しています。しかし、まだまだ未熟な部分も多く日々の保育で悩む事もあります。４年目だからと安心するのではなく、常に向上心を持ち新人の頃の気持ちを忘れずに今後も努力していきたいと思います。