先輩先生からのメッセージ【2023年】

  私には大好きな先生がいる。その先生は私自身が幼稚園に通っていた際の担任の先生だ。私はその先生に憧れ６歳の頃から幼稚園教諭になりたいと考え、夢を叶えることが出来た。
  １年目は年少組の副担任、２年目は年少組の担任、３年目は年中組の担任の担任を経験し、４年目の今は年長組を担当している。新しいことばかりで悩むことや大変と感じることがたくさんあった。しかし、それを乗り越えていく中でそれ以上にやりがいや幸せを感じることが出来た。日々の保育で小さなことでも子どもの成長を感じたり子どもからの愛情表現、保護者の方から信頼や感謝の言葉、行事を終えた後の達成感等、様々な喜びや幸せを感じるたびに保育者になって良かったと心から思う。
  保育には正解がないと思う。昨日とは違うことが起きたり、子どもによって対応や言葉掛けが異なったりと悩むこともたくさんある。しかしそれらを乗り越え自分自身も日々成長していると思う。子どもと共に成長出来ることも保育者の魅力の一つである。
  保育者は子どもの命を預かる責任のある仕事であるが、私自身が今でも忘れられない大好きな先生がいるように自分自身も子ども達にとって忘れられない大好きな先生でありたいと思う。