先輩先生からのメッセージ【2024年】

  私は、幼い頃通っていた思い出深い母園で、先生として勤めることができています。
  希望を胸に１年目でクラス担任をさせて頂きましたが、当初は思い描いていたクラス運営が出来ず、子どもたち一人一人の関わり方に思い悩む日々でした。子どもの気持ちが分からずに、つい注意が多くなってしまうことで、ますます気持ちが離れていってしまっているのを感じました。そこで、不安や戸惑いがあるのは子どもも同じ、まずは私自身が安心できる環境になれるように努めようと気持ちを切り替えました。毎日笑顔を忘れず、気持ちを汲み取りながらも根気よく寄り添い続けることをしました。すると、少しずつ自分の思いを伝えてくれるようになり、笑顔も増えていきました。私も子どもたちと気持ちが繋がっていることで前に進めてきたのです。
  ４年目の今も初年度の出来事と喜びを胸に、子どもたちの笑顔を信じて一日一日大切にしていきたいと思います。
  私が抱えた悩みは、きっと誰もが通る過程だと思います。思い悩んだ時には、一人で抱え込まずに先輩に相談すると、新しい視点やアドバイスがもらえます。子どもと過ごせる一瞬一瞬を大切に共に保育を頑張りましょう！