先輩先生からのメッセージ【2024年】

  幼稚園教諭は子どもの基礎を作る大切な仕事だと思います。子どもが大人になり生きていく中での基盤作りをする役目が保育者にはあると私は考えます。
  幼稚園に入園する子ども達は集団生活や親元を離れて生活する子が大半です。これから生活習慣を身に付け、集団生活の中で人との関わりを学んでいきます。その人生の中で初めてを体験する場である幼稚園で正しいことを与え、様々な体験や経験をする中で生活の基本を作る大事な時期であると言えます。
  幼稚園での体験は今後の基本となります。小さい時に楽しいと思えること作り、自信を身に見つけることで小学校に上がった時に苦手意識が無くなり、自信を持って取り組めると考えます。
  初めての経験だからこそ怖いこともあります。それは苦手を作ることです。人は苦手なことがあるのは当たり前ですが、苦手から嫌いに繋げてしまうと今後避けて通ってしまうかもしれません。子どもが苦手と捉えても挑戦する気持ちや失敗を恐れないよう保育者は関わり、指導をしていかなければならないと考えます。
  保育者は今後の子どもの未来や生き方の根源を作り導く仕事です。子どもの未来をどのようにも変えられる私たち。良い方向に歩めるよう責任を持ち関わっていかなければなりません。