先輩先生からのメッセージ【2018年】

私は自信をつけてあげることの自己肯定感を何より大切に保育を行っています。毎日様々なことに挑戦し失敗や成功を経験しながら気づき考え成長している子ども達。初めての事にも楽しみながら挑戦する姿は毎回感心させられますし、「自分って素敵だな」「自分っていいな」と思いながら自信をもって堂々と過ごす姿は本当に素晴らしく感じています。
子ども達の自己肯定感を育てるためには周りの大人からの温かいかかわりが何よりも大切で、大好きなお家の方や側にいる先生からの沢山の愛情が源になっているため、園では私のほうから積極的に「あなたの事が大好きだよ！信じているよ！」と言葉と態度で伝えています。また子ども達とかかわる上で意識していることはなにがあってもその子の味方である事です。集団生活の中で思い通りにならない事、うまくいかない事もありますがその時の悔しい思いや悲しい気持ちをそのまま丸ごと受け入れ、本人の気持ちに共感しながら一緒に考え見守り、その後のどんな些細な成長でも子どもにとったら大きな一歩なのでその一瞬を見逃さず一緒に喜び合い十分に褒めています。自己肯定感が高いと褒めてもらった時に素直に喜ぶことができるためその時の満足そうな笑顔から私も元気をもらえ保育者の仕事をしていて何よりもうれしい瞬間でもあります。
正直、就職したばかりのころは、目の前の仕事をこなすことで精一杯で自己肯定感のありかたをきちんと理解できてはいませんでした。園長先生や先輩の先生方のお話を聞き子ども達と向き合っていく中で少しずつ理解できるようになったと思います。言葉だけではすぐに伝わらないこともありますが日々のかかわりや態度で何度も何度も示すことでやっと想いが伝わったとき，子どもとの信頼関係も築けたと実感できます。
私自身、まだまだ未熟で今年は初めての年長担任も務めさせていただいていて力不足さを痛感し反省の多い毎日ですが子ども達のために今自分ができることを前向きに考え、先輩方や後輩たちの姿から学んだことは保育の中に積極的に取り入れ、私も子ども達を見習って何事も意欲的に挑戦する気持ちを大切にしていきます。私はこの仕事が本当に好きで自分にとっては天職だと思いながら子ども達とともに今後も成長し楽しい園生活を送っていきたいです。