先輩先生からのメッセージ【2020年】

  私は昨年、年長さんを持たせて頂いたのですが自分らしさを出せずにいる子が多くいました。あまり目立たずにいても実は、意外な得意分野を持っていたり最高の笑顔の持ち主だったり。そんな素敵な所を多くのお友達に知ってもらわないと勿体ないと思い、その子の得意分野でお手本をする事に挑戦してもらったり、ちょっとした成長でもたくさん褒め、喜び合ったりしました。そして、自ら自分を発信する事が苦手な子こそ、前へ出る機会を与え少しでも自分に自信を持ち、殻をやぶって自分を出せていけたらいいなと思い関わってきました。こうした関わりを続けていくと次第に褒められた事やみんなの前でこんな事が出来たんだと、嬉しかった出来事の積み重ねが自信となりクラスの中でも素を出せるようになり、新しい事や人前で発表する事にも挑戦してみたい。と積極的な姿へとみるみる変わっていきました。子ども達は自分に自信が持てると可能性が無限大に広がって行く事、心身共に活き活きとしていく姿を目で見て実感する事ができました。まだまだ保育者として未熟でありますがこれからも保育をする上で私自身大切にしていきたい事です。