先輩先生からのメッセージ【2020年】

私は今年度で幼稚園教諭となり、４年目を迎える。現幼稚園では、３年間年中のクラスを担当した。１年目は中々自分の思うようにいかず、先輩についていく事に精一杯になり、反省すべき点が多い１年であった。日々の保育では悩む事も多く、分からない事はすぐに先輩に聞き、少しずつ解決することが出来た。２年目になり、１年目とはまた異なり、先輩にすぐに聞くのではなく自分で考えて行動する事を意識し、また少しずつ1年目はどんな事をしていたか振り返りながら行動する事が出来た。子ども達との関り方も少しずつどんな声掛けをしたら良いのか、どう援助すべきかを考えられるようになった。３年目では今までの経験により、心に余裕を持つことができ、１年目に比べ自然と視野も広がり、トラブルが起きていないか子どもの様子や変化にいち早く気づく事が出来るようになった。また製作や体育など、上手くいかず途中で諦めてしまう子にどう伝えたらやる気に繋がるのかを日々考え、一人ひとりに合わせた声掛けをすることが出来るようになった。出来なかった事がいつの間にか出来るようになり、苦手だった事が少しでも克服出来た時の嬉しさを子どもと一緒に共感し、クラスの皆で喜ぶ事により大きな自信に繋がる事を感じた。今後も子ども一人ひとりの目線に合わせ、また子どもの様々な事に挑戦したいという気持ちを大切にし、その気持ちに寄り添いながら私自身も子ども達と一緒に成長したいと思う。