先輩先生からのメッセージ【2021年】

  私の1年目、2年目は年少組の副担任として、先輩から多くのことを学びながら子どもたちと過ごしました。お母さんと離れる寂しさから泣いて登園をする子や、お友だちと楽しく遊んでいる子、集団生活になかなか慣れることが難しい子などいろいろな子がいました。私自身、年少組の子どもたちと同じで右も左も分からない状態で不安で大変な毎日でしたが、子どもたちから「先生！」と声を掛けて来てくれたり、甘えに来てくれると、自然と笑顔になり、色々なことを乗り越えることができました。
  3年目は年長組の担任となり、心も体も成長した子どもたちと1年間を共にしました。制作内容や行事などの内容が今までより難しくなりましたが、その分子ども達の成長に感動することや、クラスが一つになる喜びなどを感じることがたくさんありました。子ども同士の人間関係などで悩むことも多くありましたが、子どもたちと向き合い一緒に考えることで、私も成長できたように思えます。4年目になった今も年長組の担任をしていますが、改めて子どもたちの成長を間近で見ることができるこの職業に就いてよかったと思っています。もちろん大変なことや辛いこともたくさんありますが、それ以上に子どもたちと過ごす毎日はとても充実しています。
  授業や実習で大変なこともあるかと思いますが、あきらめずに頑張ってください。