先輩先生からのメッセージ【2022年】

  私はこれまでの３年間を振り返ると〝充実した楽しい３年間″よりも〝悩みながらがむしゃらに過ごした３年間″だったように感じます。１年目は初めての担任でこれまでにない責任感を味わい、子ども達への言葉掛けも上手にできずに自分の力不足を痛感していました。しかし、子ども達と日々過ごしていく中でコミュニケーションやスキンシップを大切にして信頼関係が少しずつ築けていることに実感し、やりがいを感じることができました。
  ２年目は年長の担任となり、新しく覚える事や一人担任になったことで分らない事も多く大変は日々でしたが、年長での活動は楽しく、やりがいを感じ、あっという間に一年が過ぎる程でした。そして３年目では２回目の年長ということもあり、反省や経験を活かしながら保育することが出来ました。自ら楽しんで過ごせたことも良かったと思います。１年目で受け持った子ども達を卒業まで見届けることが出来たのが、３年間の中で１番の喜びと同時にこの職業の素晴らしさを改めて感じました。学生の頃とはイメージもしていなかったような事が日々保育の中で起こり得る為、毎日新しい発見と気づきが私自身の大きな学びに繋がっています。これからも常に初心を忘れずに子ども達と共に成長していけるような保育者であり続けたいと思いました。