先輩先生からのメッセージ【2024年】

  私は現在就職して3年が経ち、今年４年目になります。就職して1年目から担任として働き、一人で不安の中日々過ごしていたのを思い出します。そんな中、この仕事を続けてこられたのは「やりがい」を感じたからです。幼稚園で働くと１番に子どもたちの元気と笑顔に力をもらいます。「○○先生」と呼んでもらう度に、「必要としてくれているな」「この子たちにとって安心できる存在になりたい」という思いになり、同時に、４年目の今でも「私はこの子たちの先生なんだ」という嬉しさを感じます。また、日々の保育の中で、「平仮名の読み書きができるようになった！」「苦手な野菜を食べられるようになった！」「自分から挨拶ができるようになった！」など、人生の中で「できるようになった！」という瞬間を1番近くで見届けることができるのが幼稚園の先生だと思います。できなかったときから、できるようになるまでの過程を一緒に過ごし、そして一緒に喜ぶことができる、そんな仕事に「やりがい」を感じています。そして、生まれてから家族の次に身近な存在になる大人が「幼稚園の先生」になることが多いと思います。だからこそ、子どもたちにとって人間形成の基礎を培う大切な時期を見届け、支えることができるこの仕事は「やりがい」に満ちており、そんな「やりがい」を感じながら、私は「幼稚園の先生」としてこれからも子どもたちと過ごしていきたいと思っています。