先輩先生からのメッセージ【2024年】

  私は子どもたちが成長していく過程に携われることにやりがいを感じています。クラス担任を各学年経験させて頂き、それぞれの成長段階に合わせた活動を行う重要性を感じました。またこちらのねらい通りの活動を良しとするのではなく、園児一人一人に寄り添い、園児の頑張ろうと思える気持ちを育むことも同時に重要だと感じています。私が初めて担任を受け持ったクラスに、縄跳びが苦手な子がいました。運動会の演目にも縄跳びが入っており、その子は何度も諦めかけましたが、一緒に練習をしたり励ましの言葉をかけ続けたりした結果、運動会では立派に縄跳びを披露していました。保護者の方からはその子が私の言葉に励まされ、家でも練習を続けていたと聞きました。子どもたちのできるようになった瞬間に立ち会えたことがとても嬉しく、私にとっても励みになりました。園での三年間を経て、立派に卒園式に臨む子どもたちの姿は、とても感慨深いものでした。これからも子どもたち一人一人の成長をサポートできるような保育を心掛けます。