先輩先生からのメッセージ【2018年】

  私は、一年目に年少組担任、二、三年目は年中組担任、四年目は年長組の担任をしています。一年目は、クラスの人数が１４名と少ない人数でしたが、一年目ということもあり、どのように活動を進めていけばよいのか、どんな配慮をすればよいのか…など分からないことばかりでした。クラスの活動は、日案を書き、一日の流れを把握できるようにしていきました。毎日繰り返していくことでだんだんと流れをつかむことが出来、二年目、三年目と経験を積むことで自分なりの保育が出来るようになりました。一年目の時には、分からないことを分からないままにせず、すぐに先輩に相談することを心掛けていきました。二年目以降は、出来ることを見つけて自分から動けるように意識していきました。
  初めのころは、自分の事で精いっぱいになってしまい、子ども達の事を考える余裕も無い時もありました。しかし、遊びの時に子ども達とたくさん関わっていく事で、子どもとの信頼関係を築くことが出来ました。様々な場面で、子ども達の成長を感じることが出来た時にはとても嬉しく、一緒になって喜ぶことで子ども達の笑顔をたくさん見ることが出来ています。
  保護者との交流では、幼稚園での様子を伝えてあげると、保護者との信頼関係を築くことに繋がると思います。お迎えの時やバスに添乗した時には、一言でも保護者に伝えられるようにしています。このようなことを積み重ねていくと、一年間終えた時には、保護者から感謝の言葉を頂いたり、子ども達も「先生ありがとう」「先生大好き」などという言葉を掛けてくれます。その時に、保育者という仕事のやりがいを感じています。