先輩先生からのメッセージ【2018年】

  今年の３月、初めて受け持ったクラスの子どもたちが卒園して小学生になりました。あの小さかった子どもたちが堂々と証書をもらう姿にとても感動して、涙が止まらなかったです。
  私は、Ⅱ部生で大学へ通っている時から現在の幼稚園に勤務しています。卒業してクラスを持たせていただいたときに、担任をする大変さとその責任の重さを感じました。３歳児クラスを受け持って、毎日がめまぐるしく過ぎていったあの頃を今では少し懐かしく思い出します。年少さんは何をするにも初めてで、朝の準備や着替えなど生活習慣を１から伝えていくことは難しいことでした。少しずつできることが増えていくと子どもと一緒にとてもうれしくなります。「 昨日はできなかったボタンが今日はできた・泣いていた子が泣かないで登園できた 」その成長はその時しか体験できないことで、そこに立ち会えることはとっても素敵なことだなぁと思います。
  保育をしていく中で悩むこともありますが、子どもたちが毎日笑顔で登園し、元気に「おはようございます」と言ってくれるだけで保育者になってよかったなと思います。