先輩先生からのメッセージ【2021年】

  私は1年目の時に初めて担任を持ち、嬉しい反面とても不安だったことを今でも覚えています。分からないことばかりで先輩方のように子ども達への声掛けや関わり方も上手にできず、余裕も自信もありませんでした。「私が担任でごめんね」と思うことも多々ありました。それでも担任を任せて頂いた以上、責任を持ち毎日子ども達と必死に向き合ってきました。子ども達は1人ひとりの性格に合わせて声掛けや配慮できるよう意識して関わるようにしました。日々の園生活や様々な行事を通して少しずつ信頼関係ができ、子ども達から毎日「先生大好き！」と言ってもらえるようになりました。自分が必死に頑張った分、子ども達もついてきてくれて一生懸命頑張る姿を見せてくれるように思います。1年間を通して子ども達は沢山のことができるようになり、心も身体も大きく成長していきます。その姿を間近で見ることができ達成感ややりがいを感じます。幼稚園教諭は大変なことが沢山ありますが、その分喜びや幸せを感じることができる職業だと思います。これからも子ども達と真剣に向き合い一緒に成長していきたいと思います。