先輩先生からのメッセージ【2024年】

  小さい頃から憧れていた幼稚園の先生という職業に就き、期待で胸がいっぱいでした。いざ新学期が始まると覚える事が沢山あり、分からないことが分からず、誰に聞いたら良いのだろうとそんな慌ただしい始まりでした。入園してすぐの子ども達は実習でも見たことがなかったので、こんなに泣いて登園してくるのか。と驚き、クラス全体をまとめることに苦戦していました。
  少しずつ子ども達も、保育者としての私自身も、幼稚園の生活に慣れていき、あっという間に時間が経ち、昨年度3月、最初に担任を受け持った子ども達が卒園式で立派に返事をし、きれいな声で歌を歌う姿を見届けることが出来ました。
  保育者として自分の保育に自信が持てない時や他の先生ならうまくまとめられているという悔しさも感じることがありましたが、卒園式に子ども達から「だいすき」と言ってもらい、この職業のやりがいや楽しみを改めて感じることが出来ました。