先輩先生からのメッセージ【2024年】

  年中クラスを担当し12月におさとり発表会で合奏、合唱を行いました。年中ということで初めて使う楽器がありその楽器をやりたい子どもたちはオーディションをして上手に出来た子どもが担当する形でした。1人の男の子がグロッケンを担当し毎日練習に励んでいたのですが、失敗することに恐れがあり一箇所間違えるとその場で泣いてしまうことが何度かありました。本番泣いてしまったらどうしようという気持ちがあり、担当を変更することも悩みました。それでも本児は頑張るというので私自身も諦めずに頑張ってみようと思い練習に励みました。本番ドキドキのなかでの演奏でしたが、本児は無事弾きこなし終了しました。最後のお辞儀をしてから本児がこちらを見て微笑んだことが嬉しくてたまりませんでした。本番間違えていたら泣いていたかもしれませんが、無事終了し本児が見せた笑顔から本児にとって自信に繋がったのではないかと感じさせられました。日々保育をしていくなかで保育者として決断する場面が多々ありますが、恐れずに前向きに保育していきたいなとこの事を通して感じました。