先輩先生からのメッセージ【2018年】

  私は、現在幼保連携型認定こども園で年長組の担任をしています。振り返ると、この三年間は毎日充実していて本当にあっという間でした。
  一年目では、年少組の担任を持たせて頂き、日々の保育の中で発見や気付きが多く、色々な事を学ぶ事が出来ました。その中でも製作では、説明が上手く子ども達に伝わらない事があり、のりを使用した時には、つける量が多すぎてしまったり、つける場所を間違えてしまうという事がありました。「少しだけつけてね。」という少しが分からなかったり、「ここにつけてね。」と指で指すだけでは伝わらないのだと気付きました。そこで、実際に一度やって見せたり、具体的に伝えたりする事で、子ども達も少しずつ考えながら取り組めるようになっていきました。言葉での指導だけではなく、実際に目で見て考えられるように工夫したり、私の声掛けや伝え方一つで子どもの受け止め方や理解の仕方も大きく変わっていく事を学びました。
  今後も保育をしていく中で、どのようにすれば子ども達一人ひとりに分かり易く伝える事が出来るかを考え、工夫する事を心掛け、より良い保育ができるようにしていきたいです。また、子ども達が毎日笑顔で過ごせるように自分自身も楽しみながら保育し、さらに子ども達と成長していけるようにしたいです。