先輩先生からのメッセージ【2020年】

  私は幼稚園の時の先生に憧れ、小学生の頃から夢だった幼稚園教諭になって早くも３年が経ちました。１年目はクラス担任ではなくフリーという立場で行事の裏方や、担任の先生の補助をしてきました。学年・クラスに関係なく沢山の子ども達と関わり、学年の違い、個人差を身をもって感じる事が出来ました。そして沢山の子から「先生！」と名前を呼ばれとても嬉しかったです。２年目からは担任をさせて頂き、覚えることの多さや、子どもに活動を教える事の難しさを感じ、不安でいっぱいでしたが、１年目で学んだことが助けとなり、また、保護者の方や子どもから「いつもありがとう」と言われたことが励みになりました。子どもと一緒に、私自身も成長した２年目でした。３年目は心に少し余裕が生まれ、子ども達との遊びや会話、子どもなりの発見を楽しみ、活動に取り入れながら保育が出来、子どもの成長や保育の楽しさ、やりがいを一番感じられた３年目でした。
  この３年間の中で辛いこと、苦しいことも沢山ありましたが一番思い出に残っているのはうれしい出来事と子どもの笑顔です。幼稚園教諭という仕事は子どもの安全を守り、成長出来るよう教え助ける、という重大な責任のある仕事ですが、それだけやりがいが感じられる素晴らしい仕事だと思います。