先輩先生からのメッセージ【2018年】

  初担任をもってから3年間年少組の担任をしています。今年度、初めて受けもったクラスの子ども達が年長となり卒園する年を迎えました。そのクラスは特別支援の必要な子どもがいたり、外国籍の子供がいたり、明るくて元気いっぱい個性豊かなクラスであった反面、脱走したり言葉よりも先に手がでてしまったり、周りとペースが合わず行動が遅れてしまう日々が続いていました。何年か担任を経験した今ならもっと違った対応が出来ていたのかもしれませんが、その当時の私には毎日がいっぱいいっぱいで、日々の保育に自信がありませんでした。ですが、2月に行われた発表会で子ども達が皆で協力して合奏をしたり、楽しそうにリズムで唄ったり踊ったりしている姿にただただ感動し、まだ幼く進級出来るのか不安だった子ども達が立派に大きく成長した姿にとても嬉しさを感じたのを今でも覚えています。あれから1年と少し、更に成長している子ども達の姿を様々な行事で見れることがとても楽しみです。そしてこの1年を乗り切ることが出来たのも、子ども達の笑顔や成長が見られたことだけでなく、保護者の方々の温かい励ましやサポート、一緒に働く先生達の支えや協力があったからこそだと思います。私にとってこの1年は大変なことや辛いこともありましたが、様々な経験し、学ぶことの多い時間でした。そのことが今の保育に繋がっていると思います。