先輩先生からのメッセージ【2018年】

  私が、幼稚園教諭になりたいと思ったきっかけは、小学校高学年の時、通学班で低学年の面倒をみることになり、誰かのお世話をし、お手伝いをすることが楽しく「ありがとう」の言葉に喜びを感じたことです。また、ピアノを弾くことや音楽が好きだったこともひとつのきっかけでした。
  幼稚園教諭になり、一番大変さを感じることは一つのクラスをまとめるということです。どうしたら話を聞いてくれるのか、泣いて登園してくる子どもにどう対応したらよいのか、悩むことはたくさんありましたが、悩んだときはたくさんの先生の保育を見て自分の保育に取り込んでみたりしました。手遊びをして子どもを惹きつけてから話をしたり、子どもの気持ちを聞いて共感してあげたり、様々な方法を試すことで自分らしい保育を見つけることができました。
  大変なことも多いですが、それ以上に喜びや楽しさもありました。四月に出来なかったことが日々生活する中で、三月にはできるようになったときは子どもの成長に喜びを感じ、子どもと一緒に遊び笑い合う毎日はとても充実しています。
  大変なことを乗り越えたからこその喜びや楽しさ。子どもたちに「先生ありがとう」と言われる時が、私は幼稚園教諭になってよかったなと思う瞬間です。子どもは笑顔の先生が大好きです。これからも笑顔いっぱいの先生でありたいです。